「血液の闇」がめちゃめちゃ面白かった
いつだったか
「交通事故にあって亡くなった人の多くは輸血によるもの」
という何とも信じられない文章を目にしたことがある
おそらくその答えを求めてこの「血液の闇」という本を読むことになったのだろう
文頭から昭和天皇が無くなった時の話から始まるが
その時の様子は何気に記憶にあった
いつもながら船瀬氏の書籍には分かりやすい具体的な事例が書いてあり
それがまた意外に思える内容で面白い
なぜ輸血がダメなのか・・
一番印象にあるのが、血液は体の外に出すと固まってしまう
これは誰でも知っている事だ
その為、献血された血の中には血が固まらない物質が入れられている
この固まらない血液を輸血されても
傷口から血が止まらないのは俺にだってわかる
数年前、父親が血をさらさらにする薬を飲んでいた
その為、血便が止まらず大変なことになりかけたことがある
そんな状態になるんだろうね
輸血しても輸血してもどんどん出血するから
さらに輸血する
さらに恐ろしいのが、他人の血ほどヤバイものはないらしい
そりゃそうだわね
これまで輸血により他人の病原がうつるケースはめちゃめちゃ多いし
なぜそうなのかも分かりやすく書かれている
発展途上国の人たちの血液を大きなプールにためる
だれか一人でもエイズなどのウィルスを持っていれば
そのプールの血を輸血された大勢の人がウィルスに感染する
それを防止する為の処置自体にも問題があることも詳しく書かれている
また他人の血を入れるという言事は臓器移植と同じらしい
体は異物として拒否反応を起こす
極めつけが、
わざわざ他人の血液を輸血しないでも、
調整された濃度の海水で大丈夫な事が大昔に証明されている事
調整された海水の効果が凄い事も書かれている
また、手術の際も輸血をしない無輸血手術の技術もかなり進歩しているようだ
自分は手術したことないが、今の手術ってまだ輸血してるのかな・・
もしそうだとすると、ほんと知らない事って怖い
久々に一気に読んでしまった面白かった本だ
医療の闇系の本はほんと面白い
海水療法なるものも紹介されていたので、
今度そちらも勉強してみようと思う
では また
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