本を読む「ボクはやっと認知症のことがわかった」

認知症の事を知りたくて買っていた数冊の本、この本の著者はお医者さんで 認知症の専門医の方。
本の内容の大部分は ご自身が認知症の医療にかかわってきた内容で認知症の歴史を知ることが出来た
一番僕が知りたかったのは認知症の薬の話。
後半にアリセプトなどの薬の話が少し出てきて副作用の「胃腸障害」があるということも書かれていた。
特効薬ではなく、病状の進行を遅らせる薬がやっと出てきたということ。
医者として、認知症の診断が出来ても薬などの処方が出来てなかったので 薬を処方しながら経過を見ていく対処が出来るようになったようだ。
それでも、家族や地域の認知症患者に対するケアの環境を整えることが重要であると書かれている。
また、デイサービスなどの入浴介助のサービスを受けた感想もかかれていて 思っていたよりも手厚いサービスを受けれるようだ。
ご自身が認知症になり、一日の流れの中で 今までと違って来た事の事象なども綴られていたのが私にとっては参考になりました。
また、高齢者の自動車運転の問題などご自身が免許を返上した理由も書かれています。
この本を読むことにより 身近な家族が認知症になったとしても、その人の気持ちになって接することが少しでも出来るようになれると思います。
では また。
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