初めて認知症の書籍を読んでみました
今年のお正月、身内が集まり『認知症』の話になった。
僕の両親は健在で、二人とも75歳になる 大きな病気はこれまで全くなく元気に過ごしてるが、永遠とこの状態が続いてくれる保証は無い。
これまで、親の介護など他人事だったけど そろそろ そうもいかなくなる時期が近づいてきてるのではないかと話になった。
よく言われる『ボケ』というやつだ。
そういうわけで、今のうちに基本的な事を知っておく必要があるので、介護系の本や認知症の本など7冊ほど買ったので 順次読んだら感想を書いていく予定です。
今回まず読んだのはこちら

『認知症 ありのままを認め、そのこころを知る』
この本の著者は実際に病院の先生で、認知症科という新しい科を病院の中に開設したかたです。
今行われている認知症の治療の間違いと、本来するべきことがとても分かりやすく書かれています。
認知症の診断が出たら、すぐにお薬を処方することが多い中、
薬に頼るのではなく
まず、家族の関係の問題を修正すべきで そのことにより認知症と家族みんなでうまく付き合っていけばいいと。
それでも、どうしようもない時にお薬に少し頼るのがいいと書かれています。
お薬というと毎日ちゃんと飲み続けなければいけないイメージですが、忘れてしまうこともありますよね。
その事を「なんで忘れたの! ちゃんと飲みなさい!」なんて怒っても意味ないんだと思います。
たとえ物忘れが多くなっても、言動が変わって来たとしても、
これまでの若かった頃のような接し方ではなく、この本のタイトルにもあるように、
ありのままを認め、そのこころを知れば 優しく接することが出来て良好な関係を続けることが出来ると思います。
私も含め、これから介護が必要な親御さんをお持ちの方がいらっしゃったら、是非読んでほしいと思っています。
また、気づいたことがあれば追記させていただきます。
では。
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